−文化財保存全国協議会 第37回大会 (2006年)のお知らせ− 千葉に密集する貝塚群の保存と活用 |
→おことわり →シンポジウム一般向けチラシ(150kB GIF) →大会決議
(趣旨概要) 東京湾東岸に位置する千葉市は、巨大貝塚が密集し(→分布図 衛星画像)、世界遺産に匹敵する価値をもつ地域として知られています。千葉市に密集する貝塚遺跡群と貝塚研究の現状を学ぶことをとおして、その保存の意義と活用の方法を考えるために、文化財保存全国協議会千葉大会を催します。 |
【主催】
文化財保存全国協議会
文全協千葉大会実行委員会
【シンポジウム後援】
朝日新聞千葉総局
千葉県文化財保護協会
千葉市教育委員会
読売新聞千葉支局
【日程】
日時 | 行事 | 場所 | |
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6月09日(金) | 13:30-14:30 14:30-17:00 |
全国委員会 総会 |
千葉市民会館第5会議室 千葉市民会館第5会議室 |
6月10日(土) | 09:30-18:00 18:30-20:30 |
見学会「千葉の巨大貝塚」 満席 懇親会 |
NTT前集合 佳耀亭(かようてい) |
6月11日(日) | 10:00-16:00 | 大会(記念講演・シンポジウム等) | 千葉市民会館小ホール |
※予定時刻については多少変更される可能性があります。
6月10日(土) |
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見学会 「千葉の巨大貝塚」 満席。締め切りました。
★会員でない方も大歓迎!参加できます。
(コンセプト) 千葉県の東京湾岸、とりわけ千葉市は巨大貝塚がいたるところにあるのが地域の個性です。地元で貝塚研究を実践している研究者の案内で、できるだけ多くの貝塚に立つことによって、そのことを実感していただきます。 |
時刻 | 見学場所 | |
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09:30 | JR千葉駅東口・NTT前集合 | |
園生貝塚−東寺山貝塚−廿五里南貝塚・廿五里館跡−廿五里北貝塚 | ||
12:00 | 昼食 | |
13:00 | 千葉貝塚・貝塚城跡 (草刈場貝塚−草刈場南貝塚−向ノ内遺跡−荒屋敷北貝塚−谷津堀貝塚−荒屋敷貝塚−荒屋敷(西)貝塚−台門貝塚−台門塚) |
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加曽利貝塚−月ノ木貝塚−辺田ノ台貝塚 | ||
18:00 | JR千葉駅解散 | |
■参加費 5000円 (バス・保険代のほか資料代・昼食代をふくむ)。
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6月11日(日) |
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大会 (千葉市民会館小ホール)
★会員でない方も大歓迎!参加できます。
(趣旨概要) 千葉県北部の考古学的地域個性として、“貝塚”をあげることができます。そのマクロ的・現象的特徴として、 (1)直径が100mをこえる巨大な環状貝塚が多数残されていること(大規模性)、 (2)貝塚の分布密度が高く、至る所に貝塚があること(高密度性)、 (3)しかも縄文時代のみならず古代・中世・近世・近現代と一貫して貝塚がつくられてきたこと(連続性)、 をあげることができます。こうした現象を、暮らしにおける空間利用方式の視座から見直し、貝塚の位置づけと、それを踏まえた貝塚の保存・活用について議論します。→趣旨全文 |
09:00 | 受付開始 |
10:00 |
開会 |
10:15 | ◆記念講演 石部正志 (五條文化博物館) 「酒詰仲男博士の貝塚研究に学ぶ」 日暮晃一 (日本大学生物資源科学部) 「貝塚研究の今日的課題」 ◆第7回和島誠一賞授賞式 (受賞者) 永井路子氏 (個人部門) 国史跡八王子城とオオタカを守る会 (団体部門) |
12:00 | 昼休み |
13:00 | ◆シンポジウム 「貝塚から読み解く暮らしの歴史 −千葉に密集する貝塚に迫る−」 基調講演 領塚正浩 (市川市立市川考古博物館) 「千葉県の貝塚と人々の暮らし」 阿部芳郎 (明治大学文学部) 「巨大なムラ貝塚の形成と背景 −千葉市加曽利貝塚の形成過程と集落構造-」 桜井準也 (慶応義塾大学文学部) 「近現代の貝塚にみる漁民の暮らし」 小笠原永隆 (千葉県商工労働部) 「千葉市貝塚群の将来を考える −遺跡の多面的価値の高度利用を目指して−」 休憩 コメント 第1報告:遠部 慎(国立歴史民族博物館研究部) 第2報告:江原 英(財団法人とちぎ生涯学習文化財団埋蔵文化財センター) 第3報告:尾上一明(浦安市教育委員会) 第4報告:川口友子(武庫川女子大学関西文化研究センター) 総合討論 |
大会決議 | |
15:55 | 閉会 |
(おことわり) 参考のためにこのページは当分の間、残しますが、千葉大会実行委員会は、若干の残務整理をのぞき、2006年6月をもって解散しました。また文化財保存全国協議会事務局は2006年4月に所沢市から大阪市に移転しています。問合せ等は、以下の新事務所にお願いします。 【文化財保存全国協議会事務局】 TEL・FAX 06-6765-0015 (金曜夜19:00-2100) |